2003-01-01から1ヶ月間の記事一覧

知られざる発音練習の世界(後編)

前回に続き発音練習。・だぢづでど 「ジゼルの役をどうだと打診されたが、どうだもこうだも、時代が私を出せと地団駄踏んでいるのだ」 次の日、彼女のトゥシューズに山盛りの画鋲が。・なにぬねの 「七曲署のデカが、ななめになった名札をなめた」 ちょっと…

知られざる発音練習の世界(前編)

劇団の基礎訓練には発音練習というものがある。団員が自分の苦手な音をチェックし、正しい発音で喋れるように矯正するためのプログラムだ。早い話が「あえいうえおあお」である。それが浸透しているのは恐らく最も使用頻度が高いからであり、それ以上進化さ…

第三回「輝け!人生レコード大賞」報告

ビールを飲み飲み高円寺を南下。ダメ人間への道をまた一歩強く踏み出す。ロング缶が空になるころ会場のmarbletronが見えてくる。中に入るとコジマさんのDJ中。まずは過去二回のレコ大で知り合った方々に挨拶。はじめましての方や見たことのある方におずおず…

冬のセーター

今、自分はお気に入りのセーターを着てモニタに向かっている。タートルネックの赤いセーターだ。 五年間酷使したおかげで毛玉が浮いているし袖と胸には小さな穴が空いている。 それでもお気に入りには違いなく、この冬も一番の頻度で着倒している。この服を…

串→中→│

「ニワトリと卵」という言葉がある。「因果関係のわからない問題」程度の意味の慣用句として使われることがしばしばだが、実際のところニワトリと卵はどちらが先に生まれてきたのだろう。 ニワトリは卵から生まれるし、卵はニワトリがなければ生まれないし。…

七草(木を見て森を見ず)

去年の七草(フリーズドライのできあいで適当に済ませてしまった。不覚だ)の反省を活かし、今年は本格的な七草粥に挑戦。1.昆布と椎茸でだしを引く。大根を刻んで入れる。2.冷蔵庫の在庫チェック。3.九条葱と三つ葉も切っておく。4.去年の日付の豚肉と豆腐…

手乗りひつじの作り方

1.白かベージュのセーターを買ってくる。できるだけもこもこした品を選ぶこと。ウールマーク必須。 2.着る。なるべく長い時間、室内で着る。着たまま寝る。 3.2を繰り返して毛玉を作る。早いものでは三日、遅くとも二週間で十分な量の毛玉ができる。 4.親指…