本牧ジャズフェスティバル(酒がまわってから)

・REAL BLOOD
レジャーシートにぺたんと座り酒を飲み、遠目で眺める。
「トムうたってんねー」
「こやなぎー」
ひどい。

グループは男三人女二人、それに小学生の女の子が一人。グループホームを回ってボランティアで演奏をしていている話を聞いたり、眠ってると思ったら吐き出した飲み過ぎの女を総出で介抱したり。
「何杯くらい飲んだの?」
「今日はー、ビールひと缶」
ほう。
「きのうー、ワインにほんー。のこっててえぇ」
あらららら。

寺井尚子クインテット
夜空にバイオリンが映える。テクニックがどうこうとか、細かいことを書き連ねるのはできないのですが、あー、工夫のない言葉であれなのですが、素晴らしかったです。メモが見つからなくて記憶が曖昧ですいません。

会場にいたチワワにちょっかいを出し子供とボール投げをし、ガードマンに怒られたのでようやく帰ることに。酔っ払いと小学生は一時間かけて駅まで歩く。

ダメな会話を覚えている限り。

「あたしあたし、絶対来年渋さ知らズ入る!前で踊る!」
「無理無理。大豆鼓ファームならいいんじゃん?」
「えー」

■参考
渋さ知らズ写真
http://www3.alpha-net.ne.jp/users/poipoi/main/photo.htm

・大豆鼓ファーム
http://www.daizu-ko-farm.ale.co.jp/j_menu.html

「夏休みはー、どこ行ったの?」
「おともだちのー、べっそう」
別荘?スネ夫か!?

「ねえ、あたしが今日何してたか、お母さん(友達らしい)には絶対言わないでね」
「げぼーはいてねてたよね」
「やめてー。ていうか宿題やったの?」
「まだー。あしたはしぎょうしきだけだもん」
「ねえパパ、七歳からこんなんでいいの?」
「大丈夫。ていうかコイツが黙ってても俺が話す」
「やーめーてー」

「飲み行く?」
「いいねえ」
「フリス(仮)、明日は?」
「ねえんだよ明日なんか(中指を立てながら)」
「お前最高!最高!」
本心からなんだけれど。

またライブで会おうと曖昧な約束をし、横浜駅で解散。飲みはなし。

■総括
まずはマイナス面。
PAに不満。ご近所に家があるので大きな音が出せないらしい。会場の端からだと音が聞こえづらかったりした。

・出店も少なくひとバンドごとの出番も短く、どうしても消化不良な部分は残る。また、出店も少なく持ちこみより他にない。

・市民主催のイベントだからしかたないけれど、規模が小さくて悲しい。夏に行われる各ロックフェスの気分で足を運ぶとがっかりする。

ついでプラス面。
・安価(前売3500/当日4500)でたくさんのバンドを見られることが嬉しい。自分のようなビギナーにとっては特に。

・いい加減な聴き方が最大限に許される。暑かったら近くのプールに泳ぎに行ったってよい。

・危険物でなければ何をどれだけ持ちこんでも構わない。クーラーボックス、バーベキュー網、なんでもこい。

・開放感を味わえる。

■次回イベントに向けて
PAの充実を何より望む。
・同時期の東京ジャズなどに比べ、認知度が遥かに低かった。告知があればもっと人が来たと思うが、出店や会場の規模を考えると現状(来客数は2000人だったとか)が適切なのかもしれない。

Q:来年はどうしますか?
A:お目当てが2バンド以上出たら行きます。できればジャズ好きの仲間と。

Q:誰も行ってくれなかったら?
A:また一人で踊ります。いいんだ、もう。